この度の災難に合われた方々の1日も早いご復興をお祈りいたします🙏
松の内が開け、一般的に1月11日は鏡開き。
※地方により違いがあり、松の内を1月15日までとする関西などでは、15日もしくは20日を鏡開きとするようです。
鏡餅は、お正月の間の歳神様の拠り代(居場所)。鏡は円満、開くは末広がりを意味し、その鏡餅をいただくことで歳神様の恩恵と力を授けてもらい無病息災、家族円満、豊穣などを願った鏡開き。
鏡開きは、武家の行事である「具足開き」が由来とされ、具足(甲冑)の前にお正月の鏡餅を供え、その鏡餅を1月20日に小槌(切腹を意味する刃物は用いない)などで割り食しました。20日が3代将軍徳川家光の月命日と重なる為、大名の米蔵開きの日であった11日に改められ今に引き継がれているようです。(諸説あり)
お汁粉・善哉の小豆の赤い色には厄除け・魔除けの意味があり、薬膳的にも嬉しい効果がたくさん
小豆・・・むくみ・疲労回復、デトックス、二日酔いなど
もち米・・・元気を補う、胃腸を温めるなど
昆布・・・むくみ・体の余分な熱をとる・硬いしこりを柔らかくするなど
冬の寒さによってギューッと身体が縮こまり巡りも悪くなります。寒さが大嫌いな腎(生命エネルギーを蓄える)にも大きな負担がかかります。
・冬の寒さ対策に、身体を温め巡りをよくする 桂皮(シナモン)・乾姜(皮を剥いだ生姜でも⭕️)などをほうじ茶・ジャスミン茶・紅茶に入れ お善哉とご一緒に
※桂枝・乾姜・ほうじ茶・ジャスミン茶、枸杞子 は、薬膳Line Shopよりお求めいただけます
・腎を補う さつま芋、枸杞子(クコの実)、黒豆、黒胡麻、栗、胡桃などを少しプラスすると冬の薬膳お善哉(善き哉)などに❤️
⭐️さつま芋は、胃腸を整えながら腎を補う、スーパー食材⭐️
※付け合わせの塩昆布も美味しいですが、胃腸の弱い方は、柚子大根と一緒にいただくと消化UP⤴️
国際薬膳師 西村智子