2024/10/20
【薬膳だより№33】 夏だけじゃない‼️ 秋土用は10月20日〜 西村#7冬の薬膳~冬から春へ季節の変わり目はどうする?
2月3日に立春となり、暦の上では冬から春へ。
少しずつ春に近づいていきます。
季節の変わり目は何かと体調を崩しやすいですよね。
何を気を付けていたらいいの?
*薬膳ヒント*
胃腸の不調はアレルギーの原因につながっている。
花粉症の方は特に消化器系を労わりましょう。
冬の「腎」から春の「肝」、土用期間に弱りがちな「脾」
無理せず、まずは冬の養生。しっかり睡眠!「腎肝脾」を補う食材を選ぼう。
*おすすめ薬膳メニュー* カキポン
「牡蠣」の旬は11月から4月と、まさに今がおいしい季節。「海のミルク」と言われるほど栄養価が高く、ミネラルも豊富。「腎肝」に働きかけ、血と津液を補い、不眠、貧血、生理不順や体力増強に作用します。心血を補い精神を安定させる効果も。
(カキポンの作り方)
「牡蠣」を塩水につけ洗った後、水気をとり片栗粉をまぶす→バターで焼きしっかり火が通ったらポン酢をまわしかける→もやしやキャベツなど野菜を油で炒め塩コショウしたものをお皿に盛る→その上に牡蠣を汁ごとのせ、「ねぎ」をちらせば出来上がり!
今週は「牡蠣」をはじめ、冬の臓腑「腎に優しい黒いもの」をたくさん食べたなぁと振り返る。
できることをコツコツと、季節の変わり目に心身ともに対応できるように準備していきましょう。
詳しくは、お家にある食材で作る「薬膳料理教室」へ!