2024/10/20
【薬膳だより№33】 夏だけじゃない‼️ 秋土用は10月20日〜 西村季節に合わせてご自身やご家族の体調管理するための薬膳ヒントをお伝えしていきます。
一年のうちで最も乾燥する秋を過ごした身体はカサついて防衛機能が低下しています。
そこに寒邪(冬の厳しい寒さ)が加わり、身体の冷えや腰膝痛など体調の崩れが始まります。
身体を内外から温めることを心がけましょう。
*薬膳ヒント*
身体の芯から温まる食物を選び、寒さを飛ばすものを足します。(温熱・温陽・散寒・補気・補血など)
・黒い食べ物(黒豆、黒きくらげ、ひじき、プルーン、しめじ、まいたけなど)
・香味野菜(生姜、にら、しそ、ねぎなど)
・鮭、ブリ、牡蠣、レバー、卵など
・さつま芋、長芋、甘酒など
*おすすめ薬膳メニュー* 黒きくらげと青菜の中華卵スープ
鉄分豊富な黒い食べ物「黒きくらげ」はコリコリとして食感もおいしい!
実はほうれん草よりも鉄分が多く、動脈硬化やがん予防効果が期待されるβカロテン、精神を安定させるカルシウムも豊富な「こまつな」。
必須アミノ酸が多い良質なたんぱく質、その他ビタミン類、カルシウム、鉄分など栄養価の高い「卵」でふんわりと優しい風味の中華スープ。
スープで胃腸を温めて体内から冷えを解消します。
詳しくは、おうちにある食材で作る「薬膳料理教室」へ!