2025/08/02
【薬膳だより№35】 酷暑には梅干しを‼️ 西村
毎日40℃位以上の酷暑日が続き、「体の疲れが取れない」「食欲がない」という人も多いのでは❓
日本最古の医学書「医心方」に【梅は三毒(食毒・水毒・血毒)を断つ】と記されています。
食毒 食生活の乱れによって生じた未消化物 → 疲労回復
水毒 体内の過剰な水分の停滞 → むくみ改善
血毒 血液の汚れや停滞 → 血流改善・免疫力up
江戸時代の「飲膳摘要」には【梅干しの七徳】が紹介され、民間療法として伝えられた家庭の常備品です。
・毒消しに功あり。うどん屋は必ず梅干しを添えて出す
・防腐に功あり。夏は飯櫃に梅干しを入れておけば腐らず
・病気を避けるに功あり。旅館では必ず朝食に梅干しを添えるを常とす
・その味かえず
・息づかいに功あり。走る際、梅干し口に含めば息切れせず
・頭痛を医するに功あり。婦人頭痛するごとにこめかみに貼るを常とす
・梅干しよりなる梅酢は流行病に功あり。
💠 梅干し・・・酸鹹味、平性、脾・大腸
効能 疲労回復、食欲不振、口の渇き、急な下痢・腹痛、汗のかきすぎを防ぐなど
栄養成分 クエン酸、ピルビン酸、コハク酸など良質の植物性有機酸
梅干しは、唾液の分泌を活発にし消化吸収を助け食欲増進や喉の乾きを癒し、
胃腸の働きを整える作用などたくさん効能がある、酷暑を乗り切るための最高の食材です。
※ 調味梅干しは作る過程で、クエン酸が溶け出る可能性があるため、【梅干し】を選びましょう‼️
国際中医薬膳師 西村智子