#3冬の薬膳~体を芯から温めて感染症予防
年末は全国的に寒波が押し寄せて大雪になる予報が出ていますね。
今年は出遅れまくってスタッドレスタイヤにまだ替えていない私は、雪が降ったらどこまでも歩くつもりです(笑)
新型コロナウイルス感染症も第三波が各地で起こり心配な時期が続いています。
冬は寒邪(冬の厳しい寒さ)により、身体の冷えや腰膝痛など体調を崩しやすくなっています。その上、感染症が再燃しています。身体を内外から温めて体調を整えましょう。
*薬膳ヒント*
身体を芯から温める食物を選び、寒さを飛ばすものを足しましょう。(温熱・散寒・補気・解表など)
今回のおすすめは「みかん」「甘酒」「生姜」を使ったホットドリンクです。
*おすすめ薬膳メニュー* みかん甘酒
今が旬の「みかん」の果汁を絞ります。カップに「甘酒」とみかん果汁、ひとつまみの「生姜」をすりおろして加え、電子レンジで20秒ほど様子を見ながら温めます。
「甘酒」は飲む点滴と言われるほど栄養満点。ブドウ糖、ビタミンB群、必須アミノ酸などを含む心強い食物です。体を温めることはもちろん、胃腸に優しく、気力回復も促します。美肌もサポートしてくれますよ。
「生姜」は寒邪の邪気払いをしますので風邪予防、冷えからの不調、身体を芯から温めます。
「みかん」は皮と実で効能が異なりますが、今回のように果汁を温めることで血行促進効果が上がります。気の巡りをよくするので気持ちの落ち込みも整えてくれます。みかんの皮はできれば乾燥させて、ネットなどに入れ、お風呂の湯船に浮かべると、体がぽかぽかと温まりますよ。
みかん甘酒は、体を芯から温め、乾燥した体に潤いを与え、咳を抑え、胃腸の調子を整えてくれる、
寒さ厳しい年末年始にピッタリなホットドリンクです。ぜひご家族ご一緒にどうぞ。